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第二 争点二(原告の高次脳機能障害は本件事故による受傷のみに基因するものか否か等)について
一 認定事実
 前提事実のほか、各項目記載の証拠及び弁論の全趣旨によれば、原告の高次脳機能障害につき次の事実が認められる。この事実認定を左右するに足りる証拠はない。
ペット用 おむつ バットマン フィギュア マスク ルクルーゼ 鍋 (1)本件事故による原告の受傷及び受傷後の意識状態等
 原告は、本件事故発生後、北習志野花輪病院に搬送され、引き続き船橋市立医療センターに転送された。
 船橋市立医療センターでは、原告の頭部CT撮影が行われて右急性硬膜外血腫、脳挫傷、頭蓋骨骨折が認められ、直ちに頭蓋内血腫除去術が実施されたが、その実施後は左前頭葉脳内出血・脳挫傷が認められた。平成一六年二月三日、原告の頭部CT撮影が改めて行われ、右前頭葉の血腫吸収、脳浮腫・膿腫張軽減が確認されたが、なお脳浮腫・膿腫張が認められた。
 北習志野花輪病院搬送時には原告に意識障害は認められなかったが、船橋市立医療センター転送時には傾眠(刺激すると開眼)の意識障害が認められた。原告の意識障害は、二四時間以上継続し、約一週間後には刺激なしで開眼する程度に改善されたものの、これが解消されて原告の意識が清明となるまでには一か月以上を要した。また、原告の外傷後健忘は、約六か月間継続した。
(甲二の一、甲三、甲四の三、甲四の四、甲一七の一、甲一七の二、甲一八、甲二九及び甲四二)
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 原告は、船橋市立医療センター退院後、千葉県船橋市所在の当時の住居で一人暮らしをしていた。
 原告は、本件事故発生前は個人事業主としてプログラム開発等の業務に従事していたが、本件事故発生後は全く就労しなくなった。また、原告は、本件事故発生前は食事を作り、食後これを片付け、掃除をするなどの日常生活活動を行っていたほか、ネクタイ、ワイシャツ、靴下等を着用し、バイクの修理等の細やかな指先の動きを必要とする作業を行っていたが、本件事故発生後はこれらの日常生活活動等を全く行わなくなり、専らトレーナー等を着用するようになったほか、釣り銭の計算を始めとする金銭管理ができなくなった。
リトルバスターズ フィギュア ジェイソン マスク ポコポッテイト グッズ  本件事故発生前から平成一七年五月ころまで原告と交際していた甲山花子(旧姓・乙川。以下「甲山」という。)の同年三月ころの印象では、本件事故発生後、原告は、何をするにもやる気がなく、集中力がなくなった、人の名前や最近の出来事はすぐに忘れるようになった、人と話をしていてもテンポが早いと理解できなくなった、パソコンの画面を三〇分程度見ていると眠くなるようになった、人と話をしている途中で寝てしまうことが多くなったなどという状態にあった。原告の甥である丙原春男の印象でも、本件事故発生後、原告は、聡明さ、覇気等が失われ、会話でも要領を得ないという状態にあった。
 船橋市立医療センターの担当医師は、平成一七年三月、仕事がうまくいかない、本を読んでいて読み違える、集中できないなどの原告の症状を確認している。
(甲三四、甲三八、甲四一、甲五一、甲五六、乙九、乙一〇、証人春子及び同丙原春男の各証言並びに原告本人尋問の結果。なお、被告らは、乙九(原告の日常生活の状況を記載した甲山作成の日常生活報告表等)につき、記載対象時期が不明であるとして、その証拠価値に疑問を呈するが、甲二六、甲二八の一、甲二八の二及び弁論の全趣旨によれば、甲山作成の日常生活報告表が第二事故発生前の原告の日常生活の状況を記載対象とするものであることは明らかである。)
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 第二事故は、平成一七年四月一〇日、静岡県伊豆市熊坂三二四番地先・伊豆の国市方面と伊豆市大平方面とに通じる片側一車線の修善寺道路(有料道路)上で発生したものである。
 その際、原告は、普通乗用自動車を運転して、熊坂IC・伊豆の国市方面出口から修善寺道路に進入し、伊豆の国市方面減速ランプウェイを料金所通過地点から伊豆市大平方面へ向かい九五・六m先の地点まで逆走してからいったん停止し、その後進行を再開して伊豆市大平方面加速ランプウェイに再度停止し、再度進行をして伊豆市大平方面車線を伊豆の国市方面減速ランプウェイへ向かい横断しようとし、伊豆市大平方面車線を進行してきた普通貨物自動車(以下「相手車両」という。)前部に原告車両右側面後部を衝突させた。相手車両の運転手は、進路前方を左方から右方へ向かい横断中の原告車両を前方三三・四m先の地点に発見し、急制動の措置を講じるなどしたが間に合わなかった。衝突後、原告車両は八・七m進行して停止し、相手車両は三六m進行して停止した。
迷い猫オーバーラン フィギュア グッズ クラナド フィギュア うみねこのなく頃に フィギュア  第二事故で原告が運転していた車両は、ニッサン・ウィングロードであり、その車長は四・三九m、車幅は一・六九mであった。相手車両は、いすゞ・エルフであり、その車長は七・四二m、車幅は二・一七m、積載量は三〇〇〇kgであった。第二事故により、原告運転車両は、右側面後部凹損、後輪車軸曲損、前部バンパー破損、リアガラス破損等の損傷を受けた。
 原告は、静岡県伊豆市所在の実家付近で行われた父親の法事に参加するため、甲山から車両を借り、これを単独で運転して当時の住居のあった千葉県船橋市から静岡県伊豆市まで赴き、帰宅途中に第二事故を発生させた。甲山は、原告から自動車を貸すよう依頼された際、この当時原告には本件事故による受傷の影響によって一定時間の起立困難、めまい、立ちくらみ等があったことなどから電車による往復は困難と考え、これに応じた。
 原告は、現在も、法事の際の食事に関する記憶を除き自動車を運転して静岡県伊豆市と往復しようとし第二事故を発生させた経過に関する記憶が失われた状態にある。
(甲三八、甲四三、乙六の一、乙六の二、乙一〇及び原告本人尋問の結果)
クイーンズブレイド フィギュア けいおん! フィギュア キン肉マン フィギュア (4)第二事故による原告の受傷及び受傷後の意識状態等
 原告は、第二事故発生後、静岡県伊豆の国市所在の順天堂大学医学部附属静岡病院(以下「静岡病院」という。)に搬送された。
 静岡病院では、当初の時点で第二事故による原告の受傷につき頭部外傷、外傷性健忘、右外傷性気胸、右肋軟骨骨折疑い、頭部・胸部打撲との診断がされ、原告の頭部CT撮影、頭部MRI撮影等が行われ、入院措置がとられた。もっとも、原告は、翌日(平成一七年四月一一日)には第二事故発生前後の経過に関するものを除き記憶が正常に回復し、同月一三日には軽快して退院した。
 静岡病院搬送時の原告の意識状態は、開眼・自発的(E四)、言語応答・錯乱状態(V四)、運動応答・命令に従う(M六)のGCS一四点(一五点満点)であった。
 原告は、その後、第二事故による受傷のうち、右外傷性気胸については、平成一七年四月一五日に東京都渋谷区所在の谷本内科クリニックを受診し、同月一八日及び同年五月一六日に船橋市立医療センターを受診したが、その余については、別途治療を受けることはなかった。
 なお、船橋市立医療センターの丁田夏男医師は、原告の右外傷性気胸につき平成一七年七月七日付け診断書を作成し、「症状の経過・治療の内容および今後の見通し」欄に第二事故によって右外傷性気胸及び意識消失があった旨の記載をしている。
(甲三、甲二九、甲三一の一、甲三二の一、乙七及び乙八)
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 第二事故の前後を通じて原告の治療を継続した船橋市立医療センターでは、第二事故による原告の受傷はその当時から把握していた。
 平成一八年三月六日、原告のWAIS―Rが実施され、言語性IQ七七、動作性IQ七八、全IQ七五との検査所見が得られ、原告はIQ七〇ないし七九の「境界線」に分類された。その際、原告には、短期記憶力の低下が明らかであり、問題の了解困難並びに注意及び集中力の低下が観察された。また、同月二三日、原告の頭部MRI撮影が行われ、左右大脳に脳挫傷の痕跡が認められた。
 これらの検査所見等を踏まえ、同月二七日、船橋市立医療センター脳神経外科では、本件事故による受傷に基因するものであることを前提として、原告の高次脳機能障害(記銘力低下、意欲低下、集中力低下、理解力低下、持続力低下、遂行能力低下)、右上下肢不全麻痺四/五及び右半身知覚低下六―八/一〇の症状固定診断がされた。
 症状固定診断当時、原告の多岐にわたる精神症状のうち、記憶力の低下、意欲の欠如、集中力の欠如、遂行能力の障害、持続力の欠如及び理解力の欠如は著明であり、担当医師の意見では、原告は、他人と意思の疎通を図ることが極めて困難であり、問題を一人で解決することはできず、作業の持続は困難であり、周囲の人間との協調性はなく、独力で日常生活を送ることは困難であり、随時介護が必要であるとされた。
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(6)高次脳機能障害の後遺障害等級認定
 原告の高次脳機能障害の等級認定に当たり、損害保険料率算出機構は、平成一八年九月ころ、第二事故との関係及び障害の程度を検討するため、追加資料が必要と判断し、これを受け、原告代理人は、同年一一月、同機構に対し、甲山作成及び春子作成の各日常生活状況報告表、船橋市立医療センター及び静岡病院の頭部画像その他の追加資料を提出した。
 しかし、損害保険料率算出機構は、平成一九年一月、追加資料が更に必要と判断し、船橋市立医療センターの担当医師に対して第二事故前の原告の症状に関する医療照会を実施するなどした。また、原告代理人は、同年二月、同機構に対し、第二事故発生に至る経緯等に関する報告書を提出した。
 これらの調査及び追加資料を踏まえ、損害保険料率算出機構は、平成一九年四月一八日、原告の高次脳機能障害につき、頭部画像によって脳損傷の所見が認められることに加え、受傷から症状固定までの治療経過等を考慮すれば、本件事故による受傷に基因するものであり、残存する精神症状及び検査所見によれば、等級表三級三号に該当すると判断した。
(甲七、甲二六、甲二八の一から甲二九まで、甲三三から甲三九まで及び乙一〇)
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 原告は、平成一八年七月、春子(昭和四七年一月一三日生まれ)と同居するようになり、同年一〇月、春子と婚姻の届出をした。
 現在の原告の日常生活の状況は、平成一七年三月ころとおおむね同様である。
 春子は、在宅勤務の会社員としてソフトウェア開発のマネージメント業務に従事しており、平成二一年三月までは週三日程度出勤していたが、同年四月以降はほぼ毎日在宅し、随時原告に声掛けをしたり原告の看視をしたりするなどして原告の世話をしている。しかし、なお外出時に原告が火の不始末を起こす危険があるので、春子は、警備会社との間で月額八四〇〇円のホームセキュリティ契約も締結している。
 なお、春子は、平成二一年三月までの出勤時は子供の世話を依頼していたベビーシッターに原告の様子も見てもらっていた。
(甲一一の一、甲一一の二、甲一五、甲五一、甲五九、甲六九の一、甲六九の二、証人春子の証言及び原告本人尋問の結果)
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